6人を繋ぎとめたかった。
※一万字、サタジャニの写真のネタバレ含みます
2人の脱退に未練があるシゲには人間らしさを凄く感じています。
シゲが語る言葉からは自分がハッとさせられるぐらい真面目に物事に取り組む姿勢が伝わってきます。
それはきっと小説を書く事で自信がついた証拠なんだろうけど、自分の古傷を見せて言葉にできるアイドルって本当にすごい…尊敬します。
二宮くんのa-studioは私もリアタイしてましたが、人の言葉を素直に受け取って実行するってなかなか出来ないし、それまでのシゲは行動を起こさなかったはず。でもそのときは、その夜中に事務所に電話をかけたぐらい バラバラになりかけた6人を繋ぎ止めたいと思っていたのに…。間に合わなかったシゲの気持ちを考えると涙腺崩壊です。
振り返らない2人を引き止める存在になれなかった後悔と、4人でもNEWSはできるって虚勢を抱えたシゲが書いたピンクとグレー。
4人になってからのNEWSの想いはコヤシゲ、テゴマスで違うと思うんですが、小山さんがリーダーやってシゲは参謀になるって、あーコヤシゲだなって思いました。天然な小山さんをいつまでも守ってあげてね(笑)
やまぴーと錦戸くんという圧倒的にスターな2人を目の前にして、自分にできる事は何かなんて見つける事の方が難しかったと思います。ちょっと努力したって、目の前の壁が高すぎて同じレベルに行く事すら大変だよね〜(誰)
最近、職場でNEWSのシゲ担なんです〜って言ってみたけど、2人が脱退したんだよね?今何人?って沢山の人に言われたし、シゲってどの子?って言われたから小説家の人です!!って答えました。そういう話をするたびに、世間では2人の知名度の方が圧倒的なんだな〜って感じます。いやいや!でも今のNEWS面白いから!!ってこれからのNEWSが証明してくれるのを応援していきたいと思います。
…だって次回作のタイトル「チュムチュム」だよ!?面白くないわけないじゃん!(笑)
次と、次の次のテゴマスがどんな話をするのか…早く読みたいけどまだ読みたくない!(矛盾)
ところで小山さんが心を開いたらみんなが引くって何?
「武道館」を読んだ。
朝井さんの作品は割と読んでまして。今回はアイドルが主人公ということで楽しみにしてました。どんな内容なのか他の人の感想やあらすじを一切頭に入れないで読みました。
ネタバレ注意!
作家さんって本当に不思議なんだけど、何で本人じゃないのにこんなに気持ちが分かってるの!?ってよく思わされます。
男性が描く女性とか小説家が描くアイドルとか。アイドルが描く小説とは違う驚きです。
絶対経験したことないはずなのに、ありそう!って思える所は流石プロですね。今回の作品では実際のアイドル、芸能界で起きた事が名前は伏せてありますが出てきます。会いにいけるアイドルの襲撃事件は主人公達が所属するアイドルグループにも影響を及ぼします。そういう装置(言いたいだけ)のおかげでよりリアリティを感じます。
私はジャニーズを応援している一ファンなので、アイドルのリアル、裏側を完全に知りたいとは思いません。むしろ、彼らが見せてくれてる王子様な姿が偽物でもいい演技でもいいと思っています。私たちの前でキラキラする姿を見せてくれれば、アイドルが恋愛をしていても良いです。
「武道館」では愛子と幼馴染みの関係や碧と菅野さんの恋が原因で結果的に目標としていた武道館ライブを前に脱退する事になります。アイドルは恋愛禁止なんて法律がある訳でもないのに、世間は噂話を勝手に広げて盛り上がり、自分の正義感とアイドルは清廉潔白でなければならないという価値観を振りかざします。私も自担のスキャンダルには凹みますが、友人とはきゃっきゃと恋バナで盛り上がります。アイドルってキラキラした輝きの中に閉じ込めてるものが沢山あるんでしょうね。
私が今こうして読書してブログを書く時間にもアイドルはダンスレッスンしたり、バラエティーの身体を張ったロケの収録をしたり、報道番組の原稿を確認したり、短編集出版に伴って改稿したり、私たちが一生経験する事のない物事に時間を費やしているのかもしれません。
この本を読んで、アイドルという制約の中で生きる人たちも私たちと同じにリアルを生きてる人間なんだよなぁ、と考えるきっかけになりました。
自担であるシゲさんは梅干し漬けたり、ストッキングの伝線してるのが良いと発言したり、ラジオで好きな映画を話すときに早口になったり、サブカル好きのお兄さんとしてリアルにいそう…なのに整った顔やお城みたいなステージで踊るアイドルな面を見ると二次元にしか存在しないと思わされたり。
どちらも同じように生きてるのに一部はアイドルとして見られ、その他はファンとして見るなんて不思議な関係ですね。
それと作品の中に、知りたい情報や映像を無料で手に入れて満足するって話があります。2013年の石田衣良さんのインタビューで触れられていた件で私の印象に強烈に残っていた事だったのでハッと思いました。(以下NEWSポストセブンより引用)
石田:去年、朝井リョウ君(「桐島、部活やめるってよ」著者)と対談したんだけれど、朝井君のような23歳の若者と歳下の20歳ぐらいの人がまた消費態度が違うと話をしていた。朝井君の世代はまだかろうじてお金を出してモノやサービスを買うけれど、20歳ぐらいの人はまず「無料」でないか探す。あれば不便であっても、我慢して使う。有償にアップグレードすることはしない。もし無料で使えるサービス、モノがなければ諦めるというんですよ。そういう人たちが大人の世代になってきたら、どうなるんだろう。
いま音楽家とかもなかなか食えない時代ですよね。YouTubeで無料動画だけみて満足している人も多い。でも適正なものにお金を払って、その作り手を大切にするって大事なことだと思います。いろいろプロの現場でちゃんと仕事をしている人を尊敬して、お互いの仕事に敬意を払うことが、回り回って自分を豊かにするんですよ。
自分自身この記事を読んで初めてこの事に気づいて、良いものにはお金を払おうと思いました。
だからアイドルにもお金をかけます。
話が全然まとまらず変な方向に行ってしまいましたが、シゲがこの本を読んだらどう思うのかな、というのが一番の感想でした(笑)
見返りを求める。
アイドルを応援するとき、あなたは見返りを求めますか?
その前に、アイドルを応援するとは具体的にどういう事なんでしょう。出演するテレビを観る?CDやDVD、雑誌等を購入する?コンサートに行く?ファンレターを出す?結局そのアイドルのことを考えるという事が応援するってことなんだと思います。ま、お金を貢ぐ事が一番手っ取り早く応援を実感できる事ですよね。
そのお金に対する見返りって期待してますか?
例えば今年のカウコンみたいに、ジャニーズヒットメドレーを期待してたらまさかのマッチ魂みたくなる事もあるわけですよ。ある意味カケなところあるじゃないですか。新曲とかも聴かずに予約するのってファンだからですよね。
作品にお金を払うというより彼らに対してお金を払ってるのかなー。その見返りは目に見えるファンサだったり、良い作品だったり。購入する事で増える今後の露出とか、ウィークリーのランキング1位という称号とか。目に見えないものも沢山あると思います。
そんなことを考えてるうちにツアー近づいてきてるー!!
でも6月までは大人しく待ってます♡
嵐のハワイ舞台裏から感じたこと。
えっと。VS嵐、NHK、しやがれ等のハワイ舞台裏を見ました。どの番組でも嵐の良さがぐいぐい伝わってきました。
嵐が売れ始めた2008年頃、嵐の仲の良さは売り文句で前面に出ていました。勿論仲が良いというのに嘘はないだろうけど、いくら親しいといってもお互いにぶつかる時はあると思います。友達同士でも家族でも。そんな気まずい時がじいまごにもあった事にびっくりしました。だってライブではじいまごめっちゃスキンシップ激しいじゃん!!
ニノの腰痛もそうだけど、それをファンに気付かせないっていうのがアイドルだね。ほんとに。プロのアイドル。
1人も欠けたら嵐じゃなくなる…
相葉くんがサラッと口に出した言葉。
他のグループと比べたらダメだけどさ、どうしてもNEWSのこと考えてる私がいる。嵐はデビュー当時に辞めたいと思ってたメンバーが3人もいて。でも今も5人で輝いてる。この5人のバランスは凄くいいから、ここまでやってきたんだろうな…話し合いが上手く出来てたんだろうな…
普通 潤くんみたいに独裁的にコンサート組んでいったら、「あいつ偉そうに…」とか思われるじゃん!!そうならないのは潤くんが常に嵐が良く見えるよう考えてるからだし、他のメンバーとの信頼があるからだね。引っ張るのに必要なエネルギーハンパないもん。
根本だけどさ、こうやって舞台裏をテレビで放送してもらえる環境ってすごく恵まれてるよね。嵐ファン以外の人も嵐の良さに触れることができるから。